■帯より転載
詩情豊かな名篇
第1回日本SF大賞受賞作!
■感想
■感想
本書は<宇宙遺跡調査員>シリーズ2篇(太陽風交点、遺跡の声)、<情報サイボーグ>シリーズ1篇(骨折星雲)、他7篇(イカルスの翼、時間礁、暗黒星団、迷宮の風、最後の接触、電送都市、悪魔のホットライン)が収録された著書の初短編集です。
とくに表題作「太陽風交点」はSF好きなら必読です!
死んだはずの恋人の再会、漆黒の宇宙空間に大輪の花を開いたような太陽ヨット、知的生命体とのファーストコンタクトなどと短編ながらも、SFの醍醐味が凝縮されています。
それと共に、ハードSFとしてその美しくも広大な宇宙規模を実際に自分が理解・想像できてるような没入感は、80年代当初、ハードコアSFの若き旗手と呼ばれた著者の力量を存分に味わうことができます。
後年、《宇宙遺跡調査員》シリーズをまとめた『遺跡の声』(2007年発行)、《情報サイボーグ》シリーズをまとめた『地球環』(2000年発行)が発行されていますので、各シリーズをまとめて読みたい方は、そちらで通読すると、よりそれぞれの世界観に浸ることができます。
(1981年3月発行)
★★★★★
