7月4日はアメリカ独立宣言の日、どう捉えているかによって本作の位置づけも大きく変わる
■裏表紙より抜粋
2076年7月4日、圧政に苦しむ月世界植民地は、地球政府に対し独立を宣言した!だが、一隻の宇宙船も、一発のミサイルも持たぬ月世界人が、強大な地球に立ち向かうためには・・・
■感想
1776年7月4日のアメリカ独立宣言からちょうど300年後が舞台です。
この7月4日が本作のミソであり、アメリカ人であれば、地球から月世界の独立とイギリスからアメリカの独立が自然と重なって、気持ちが昂る仕組みとなっています。
しかし、アメリカ人でなくても、最終章における月世界の独立の可否は十分にカタルシスが得られます。
邦題のセンスが素晴らしく、40年以上経た今でも想像力を描き立たせます。
(THE MOON IS A HARSH MISTRESS by Robert A. Heinlein, Copyright 1966. 1976年発行)
★★★
