2020年12月6日日曜日

『共和国の戦士』 スティーヴン・L・ケント

戦士として均一に培養された何千人のクローンの中で育てられた主人公

■帯より転載
この国は
おれが守る!
迫真のミリタリィSF
最強のクローン兵士
リベレーターとは!?

■感想
銀河系各地に進出した人類が、均一化された戦闘力を持った戦士としてクローンを何千体と毎年生み出し、地球各地の孤児院で育てることにより個性を持たせる点が本作のオリジナリティです。
自然生まれとの対比、クローン・改良版クローン・伝説のクローンが登場することによる少年マンガのようなパワーアップ等が、近未来ミリタリーSFに深みを添えます。
続刊以降、クローンの地位向上や自然の生まれとの争い等の展開に広がりそうな序章となります。
(THE CLONE REPUBLIC by Steven L. Kent, Copyright 2006. 2010年発行)

★★★


■ROGUE CLONE Series
・『共和国の戦士』(Copyright 2006. 2010年発行)
・『共和国の戦士2: 星間大戦勃発』(Copyright 2006. 2011年発行)
・『共和国の戦士3: クローン同盟』(Copyright 2007. 2011年発行)
・『The Clone Elite』(Copyright  2008. 未訳)
・『The Clone Betrayal』(Copyright 2009. 未訳)
・『The Clone Empire』(Copyright 2010. 未訳)
・『The Clone Redemption』(Copyright  2011. 未訳)
・『The Clone Sedition』(Copyright 2012. 未訳)
・『The Clone Assassin』(Copyright 2013. 未訳)
・『The Clone Apocalypse』(Copyright 2014. 未訳)